活動報告
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2012年度活動報告
♦セミナー・研修会等の企画・実施
2012年度は、以下のセミナー、研修会等を実施しました。
セミナー・研修会 | 内 容 | 開催日 |
新任教員FD研修 (中百舌鳥キャンパス) (羽曳野キャンパス) |
「府大を取り巻く教育環境」 「府大に入学してくる学生について」 「大阪府立大学の教育課程、システムサポート、 教務の流れについて」 「授業を育てる」 |
2012/4/4 |
公開FDセミナー | 学びへの視線の転換 -eポートフォリオによる学習・教育改革- 「高等教育におけるeポートフォリオの可能性」 東京学芸大学 准教授 森本康彦氏 「大阪府立大学のeポートフォリオで目指すもの」 高等教育開発センター 教授 星野聡孝 |
2012/5/1 |
シンポジウム | ポートフォリオの活用による高等教育の活性化 基調講演: 「高等教育の質の向上に資するためのティーチング・ ポートフォリオのあり方」 大学評価・学位授与機構 研究開発部 栗田佳代子 准教授 特別講演: 「大学教育改善のためのeポートフォリオの活用」 京都大学高等教育研究開発推進センター 酒井博之 特定准教授 「JIBUNポートフォリオによる自己教育の習慣形成」 福井大学大学院工学研究科 本田知己 准教授 大阪府立大学工業高等専門学校TPGPの成果報告 パネルディスカッション:「高等教育における質の保証」 |
2012/8/31 |
学習・教育支援サイト説明会 (学内教員向け) |
「学習・教育支援サイト(ポートフォリオ)活用法 −シラバス入力から授業のふり返りまで−」 「Q&A」 |
2012/9/19 |
初年次ゼミナール報告会 | 初年次ゼミナール授業報告 「生と死を考える」 「安全な機械・構造物を求めて」 「消費者行動について」 「『大阪府立大学』と『堺』と『世界』のつながり」 |
2012/10/30 |
学習・教育支援サイト説明会 (学生アドバイザー向) |
「学習・教育支援サイト(ポートフォリオ)の 学生アドバイザー支援機能について」 「Q&A」 |
2012/12/7 |
ワークショップ | 初年次ゼミナールについて -初年度の経験から考える- | 2013/1/18 |
公開FDセミナー | 地域・産業牽引型高度人材育成プログラム 基調講演: 「イノベーション創出を担う博士人材の育成と活用を目指して」 東京大学 監事 有信 睦弘氏 |
2013/2/28 |
♦学習・教育支援サイト(ポートフォリオ)の運用
学習と教育の継続的自己改善支援などを目指して構築したポートフォリオシステムを、「学習・教育支援サイト」として運用開始しました。学域生には、本サイ ト上で半期毎に「半期学習目標」「授業ふり返り」「半期ふり返り」を入力してもらい、また学部生・院生には「授業ふり返り」を授業アンケートとして回答し てもらっています。本サイトは、学生の学習ポートフォリオとしての役割を担うだけでなく、授業担当教員による授業分析や学生アドバイザーによる学生指導に役立てられるようになっています。
♦アンケート調査の実施
■卒業予定者アンケートの実施
本学における教育改善のための基礎資料を得ることを目的として、卒業予定者アンケートを実施しました。2008年度・2011年度に同様のアンケートを実 施しており、内容はその時とほぼ同じです。今年度の卒業生は、本学で2009年度から行ってきた学生調査(一年生調査・上級生調査)の対象学生であるた め、これまでに自己評価データを収集しています。その調査と連携して分析することにより、教育改善に結びつける計画です。
■就職企業アンケートの実施
本学において、諸法人および団体が求める人材育成に向けた取り組み等を検討することを目的として、学生課キャリアサポート室と共催で、過去5年間に本学卒業生をご採用いただいた企業・官公庁・病院等を対象にアンケートを実施しました。
♦大学IRコンソーシアム
平成21年度から、同志社大学、北海道大学、大阪府立大学、甲南大学の4大学が連携して取り組んできた、文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携 支援プログラム」における「相互評価に基づく学士課程教育質保証システムの創出―国公私立4大学IRネットワーク」としての活動期間は、昨年度で終了となりました。引き続きこれまでの取組成果をより広く展開し、高等教育全体における学士課程の質保証システムを推進することを目指し、今年度9月に「大学IR コンソーシアム」(9月時点での参加校は10大学)を設立しました。また、同じ9月には平成24年度大学間連携共同教育推進事業に採択され、「教学評価体 制(IRネットワーク)による学士課程教育の質保証」に8大学(北海道大学、お茶の水女子大学、琉球大学、大阪府立大学、玉川大学、同志社大学、関西学院 大学、甲南大学)で取り組むことになりました。大学IRコンソーシアムと連携して、IRネットワークを通じた連携大学間での相互評価の結果、ならびに学内の調査データを学士課程教育の質的向上に結びつける質保証システムの創出と教学支援組織の育成を目指します。
♦平成24年度大学間連携共同教育推進事業
大学間の垣根を越えて、共通のアンケートを継続的に実施し、それを各大学の教務データと併せて解析を行うことで、学士課程教育の質保証システムの創出と教学支援組織の育成につなげることを目指しています。今年度は、北海道大学、同志社大学、大阪府立大学、甲南大学、関西学院大学、琉球大学の6大学で学生調査(「一年生調査」と「上級生調査」)を実施しました。本調査では、一般的な教育の成果を幅広く測定するために、「大学での全般的な学習状況」「英語学習」「大学生活や教育環境に対する評価、意識」の3つの領域に焦点を合わせ、また3領域のほかに、回答した学生の基本属性等に関する調査も含め、汎用性のある学生調査や測定尺度を用いることで、個別大学の事情に左右されることなく、比較検討を行っています。
・一年生調査の実施期間:2012年10月15日~12月10日
・上級生調査の実施期間:2012年9月28日~10月29日
・一年生調査調査報告書の発行:2013年3月29日
➡ 教学評価体制(IRネットワーク)による学士課程教育の質保証
♦印刷物等発行
■センターニュースの発行
■センターからのお知らせを「ニュースメール」にて全教職員に3回学内配信しました。